問診、血液検査、心電図などの検査を行います。必要があれば提携医療機関で胸部X線やMRIなどの検査も行います。 それらの結果より、合併症・偶発症について詳しく説明をさせていただきます。
術前指示
(絶食・絶飲)胃の中に食べ物や水分が残っていると、吐いてしまった場合には気管の中に入る危険性があるため、
食べたり飲んだりしないように指示がありますので必ず守ってください。
(たばこ)たばこを吸っている方は、術後に咳や痰が多くなります。肺炎を起こしやすく、傷の痛みも強くなる為、最低2週間前から、
禁煙してください。治療当日
- 心電図や血圧計など、必要なモニターをつけ、点滴をします。
- 鼻と口にマスクを当て、意識をなくすためのお薬を流して行きます。
- 酸素の通り道を確保するため、鼻からチューブを挿管します。
- 状態が安定してから、歯科治療を行います。
- 治療終了後、麻酔薬の投与を中止し、覚醒させます。
- 血圧、脈拍、呼吸状態、血液の酸素化に以上がないか判断します。
- 処置が終わったら、個室の専用ルームでしばらく休憩していただきます。
しばらくして歯科麻酔専門医が全身の状態をチェックシートをもとに術後の体調確認を行います。
帰っても大丈夫と判断すれば帰宅することができます。
※全身麻酔の後は、患者様お一人で帰宅するのは難しいため、お迎えの方に来ていただけますようお願いいたします。
歯科専用の全身麻酔装置はありません。私たちが使っているのは医科で使われているのと、同じ機械です。
これはSpO2(経皮的動脈血酸素飽和度)、ETCO2(呼気終末炭酸ガス濃度)などをモニタリングする生体モニタです。ETCO2(呼気終末炭酸ガス濃度)のモニタリングがないと、安全な全身麻酔は出来ません。
外科処置を行った場合には、翌日に患部のチェックを行います。それ以外の治療を行った場合には、抜歯や被せ物が完成するタイミングなどによって、次回の来院日を設定し、
ご予約いただきます。