根管治療 | 仙台市青葉区の歯科 ホワイトブライトデンタルオフィス

根管治療

根管治療

根管治療とは

根管治療イメージ
根管とは、歯の神経が入っている管のことを言います。虫歯になってしまった神経は元の状態に戻ることはなく、取り除く治療が必要です。これを根管治療と言います。治療は神経を取り除いて消毒をし、患部をきれいにしてから被せる治療に入るため、回数がかかってしまうのが現状です。しかし、根管治療をきちんと行わないまま、被せものをしてしまうと、残っていた炎症が再発し、また最初から治療をやり直すことになってしまいます。時間はかかってもきちんと治すことが大切です。

アメリカとの根管治療の成功率比較

アメリカとの根管治療の成功率比較
東京医科歯科大学統計調査より

成功率の差はなぜ?

日本では多くの歯科医院で保険適用による根管治療をおこなうため、使用する材料の規制がかかるだけでなく、治療時間や回数がかかってしまう事で、細菌が根管内に侵入し治療の成功率が下がってしまいます。
一方アメリカでは自費による根管治療となるため、使用する材料や機材なども最適な物を使用する事で治療成功率が高くなります。

日本の根管治療(保険適用)の現状

根管治療費の国際比較

フランス アメリカ日本
根管治療
43,920
108,011
5,839
金属冠
108,011
111,723
9,139
陶材冠
210,600
143,339
79,689
支台構築
24,840
41,138
1,707
レジン充填
11,880
25,724
2,851

厚生労働省「社会医療診療行為別調査」より( 単位;円)

根管治療の日本と世界基準の比較

日本の保険治療世界基準の根管治療
診断ツール
問診・視診・触診・レントゲン
保険治療+CT
視野
肉眼
マイクロスコープ*1
ラバーダム(無菌処置)*2
なし
必須
清掃器具(ファイル)
ステンレス製
超弾性ニッケルチタン
FC (ホルムアルデヒド)
水酸化カルシウム
根充
側方加圧充填
垂直加圧根充
時間
約15分
60~90分
通院回数
5~10回
2~3回
金額
2,000~5,000円
10~15万円程度

*1 肉眼で目視できない細かい部分を、顕微鏡レベルで拡大視野で確認する手術用顕微鏡
*2 口腔内の湿度を半減し歯内への細菌侵入を防ぐゴム状のシート

精密根管治療の基準(保険適用外)

マイクロスコープ

マイクロスコープ
歯科用のマイクロスコープは、患部を肉眼の20倍まで拡大して直接見ることができるため、とても精密な治療を行うことが可能です。 マイクロスコープを使うことで、手探りだった治療から根管の細部を観ながら治療が出来るので、再治療となるリスクを格段に減らすことができ、結果、治療の成功率を高める事ができます。

ラバーダム

ラバーダム
ラバーダムを使用することで、唾液や細菌が根管内に入るのを防ぐので、一度も根の治療をしていない歯に関しては、根管治療の成功率を高めることができます。また口腔内の湿度を半減させることで、治療効率も良くなります。

MTAセメント

MTAセメント
MTAセメントは強い殺菌作用で細菌を殺菌したり、高い封鎖性で穴の空いた歯の部分を埋めたりすることのできる薬です。また、生体親和性に優れているので体の中に入れても悪い影響がありません。

料金(消費税込み価格)

料金