点滴療法 | 仙台市青葉区の歯科 ホワイトブライトデンタルオフィス

点滴療法

点滴療法とは

ビタミン、ミネラルをはじめとする栄養素や、人間の体内に存在する有効成分などを点滴により血管内に投与することによって身体を本来の状態や望ましい状態に保つことを目的とした療法です。
※ 効果に個人差があります。

歯科治療

歯周病、インプラント周囲炎、口内炎、口腔疾患のリスク低下、外科手術後の治癒促進

全身状態

疲労回復、不眠改善、免疫力向上、肝機能改善、貧血改善、アレルギー症状の軽減、偏頭痛改善、更年期症状の軽減

美容

シミ・しわ・たるみ、美白、増毛

マイヤーズカクテル点滴

マイヤーズカクテルは、人間の体の中に存在する栄養素であるビタミンとミネラルだけの点滴療法です。
症状や身体の状態に合わせて必要なビタミンや有効成分を血管内に投与できるため、サプリメントを経口で摂取するのに比べて非常に高い効果を直接身体に働きかけることができます。

内容

ビタミンB1,B2,B3,B5,B6,B12、ビタミンC,マグネシウム、カルシウムなどの点滴製剤を用います。
患者様の症状に合わせて歯科医師が使用量を決定します。

有効性が期待される症状

様々な疾病に対する効果が期待されます。以下はその一部です。
慢性疲労、全身倦怠感、気管支喘息、偏頭痛発作、生理不順、線維筋痛症、こむら返り、慢性副鼻腔炎、アレルギー性鼻炎、慢性じんましん、狭心症など

副作用について

もともと人間の体内にある栄養素であるビタミンやミネラルの点滴療法であり、副作用はほとんどありません。
血管穿刺部の痛みや全身のほてりなどを感じることがありますが、点滴速度の調節・保温することで多くは解決されます。

治療に関して

当治療法は健康保険が適応されず、自費診療となります。症状に合わせて調合したマイヤーズカクテルを、20~40分かけて点滴します。
はじめは週に1回ペース、その後は1~3か月に1回など体調を見ながら間隔をあけていきます。

グルタチオン点滴療法

日本ではすでに40年以上前からグルタチオンを慢性肝炎、自家中毒、つわり、妊娠中毒の治療に使用しています。
アメリカではパーキンソン病の機能改善と病状進行の遅延を目的として多くの施設でグルタチオン点滴療法が行われています。また、抗がん剤(シスプラチン薬)による末梢神経障害にも有効性が認められており、研究が進められています。

内容

グルタチオンは、グルタミン酸、システイン、グリシンというアミノ酸を原料にして、体内で生合成されるトリペプチドといわれる物質です。肝臓や肺、心臓、血液、脳などあらゆる臓器に存在しています。
グルタチオンは健康を維持していく上での必須栄養素で、細胞内の毒素排泄、活性酸素の消去により、細胞を活性化させる働きがあります。

【グルタチオンの働き】
① 体内の活性酸素、過酸化脂質などの消去 ②解毒作用 ③含硫アミノ酸の貯蔵 ④ 強肝作用 ⑤肺機能の強化 ⑥発がん抑制作用 ⑦美容作用 ⑧抗酸化作用

有効性が期待される症状

  • 全身倦怠感、慢性疲労、風邪の初期症状、肝機能低下、急性および慢性湿疹
  • 抗がん剤(シスプラチン薬)による末梢神経障害
  • パーキンソン病多発性硬化症などの神経疾患

副作用について

ごく稀に一過性の頭痛や吐き気が出ることがありますが、点滴終了後に落ち着きます。
副作用の少ないグルタチオンですが、稀に肝機能障害低血糖発作を引き起こす例が報告されています。

治療に関して

当治療法は健康保険が適応されず、自費診療となります。
グルタチオン600mgから始め、様子を見ながら1200mg→1600mg→1800mgと徐々に増量します。グルタチオンの他に、効果を高めるビタミンB群、ビタミンCなどを症状に合わせて歯科医師が処方し、20~40分かけて投与します。
はじめは週に1~2回、症状が改善してきたら1か月に1回など間隔をあけていきます。

高濃度ビタミンC点滴

高濃度ビタミンC点滴はがんの補助療法の1つとして、アメリカ、カナダ、日本の大学などで臨床試験が行われ、すでに医学論文で有効性が発表されています。
歯科領域においても、歯周病、インプラント周囲炎、口内炎、帯状疱疹などの予防や症状軽減に効果があることが確認されています。

内容

人間は体内でビタミンCを合成することができません。
内服では摂取することができない高濃度のビタミンCを直接血管内に投与することで、ビタミンCが酸化する前に血中ビタミンC濃度を急激に上げることが可能です。

【ビタミンCの働き】
口腔疾患に有効な、①抗酸化作用 ②コラーゲン合成促進 ③免疫機能強化 に加え、④メラニン合成抑制 ⑤肌の保湿力促進 ⑥皮脂過剰分泌抑制 などのアンチエイジング効果や、 ⑦疲労回復 ⑧集中力増強 ⑨抗ストレス作用 ⑩抗ウイルス効果 も期待できます。

注意点・副作用について

  • 血管穿刺部に痛みが生じることがあります。
  • 点滴中は吐き気・眠気・口渇・低血糖が起こる可能性があります(空腹・脱水状態での来院はご遠慮ください)。
  • G6PD欠損症による溶血(血尿)が生じることがあります。25g以上のビタミンC点滴を行う際には事前にG6PD検査(税込み7,700円)を行わせていただきます
  • 心不全、腹水・胸水など体内に水がたまっている方は症状が悪化することがあるため、点滴をお断りしております
  • 腎不全、透析中の方は安全性が確認されておりませんので、点滴をお断りしております

治療に関して

当治療法は健康保険が適応されず、自費診療となります。
30~40分かけて点滴します。はじめは週に1回ペース、その後は1~2か月に1回など体調を見ながら間隔をあけていきます。

料金

マイヤーズカクテル


マイヤーズカクテル¥ 6,600  (20分)

白玉点滴(グルタチオン+ビタミンC)


グルタチオン  600mg¥ 5,500  (15分)
グルタチオン 1200mg¥ 8,800  (20分)
グルタチオン 1800mg¥ 11,000  (30分)

マイヤーズカクテル+白玉点滴


グルタチオン  600mg¥ 8,800  (15分)
グルタチオン 1200mg¥ 12,100  (20分)
グルタチオン 1800mg¥ 14,300  (30分)

マイヤーズカクテル+高濃度ビタミンC点滴


ビタミンC 12.5g¥ 9,900  (40分)
ビタミンC 25g¥ 13,200  (60分)

※ 状況を見ながら投与速度を調整するので、所要時間はあくまで目安です。

お悩みに合わせて担当歯科医師がカウンセリングを行います。
初回の所要時間は1 時間ほどです。

歯髄細胞を用いた歯髄幹細胞上清治療を行っています

上清とは

上清液で使用される幹細胞は、乳歯の歯髄から抽出しています。
培養して幹細胞が増殖した培養液を遠心分離により、不純物を除き抽出したものが培養上清液です。
培養上清液には、幹細胞から分泌された豊富な再生因子(サイトカイン)が含まれています。
再生因子は、損傷を受けた組織や細胞の機能回復に重要な役割を果たしています。その中でも歯髄細胞は遺伝子に傷が付きにくく、非常に良質な幹細胞を多く含んでいます。

再生医療のリスク・副作用

  • アレルギーに過敏な方、妊娠中の方はお断りする場合があります。
  • 治療後に一定期間、痛みや腫れがでる場合があります。