Yahooニュースサイトは削除した約7割がAIによって削除されたとの発表がありました。日に々賢くなるAIには関心します。
今後は、プロパイダーも個人が特定されるIPしか掲載出来なくなるかもしれません。また、ニセ投稿やフェイク投稿もAIが過去の履歴から判断して、削除して投稿が出来なくなる可能性もあります。何でもかんでも掲載するのではなく、道徳的基準で判断するのが、本来のメディアの姿だと思います。
しかし、「言論の自由」と「人権的侵害」のバランスの判断がAIに出来るのでしょうか?「言論の自由」までAIの判断に委ねていいのでしょうか?非常に難しいところです。
先日、立民党の菅元首相が、日本維新の会の設立に関わった橋元氏を「ヒットラーを思い起こす」と自身のTwitterに投稿されて、物議をよんでます。立民執行部は「個人的な発言」として責任逃れのような態度です。あきらかに「誹謗中傷」を「言論の自由」にすり替えています。
いくら言論の自由とはいえ、「誹謗中傷」は絶対にダメです。
そのためには、早急な法的整備が必要です。法が人を裁くわけではありません。人が法を基に裁くのです。その法がない社会には秩序はありません。現法では、社会生活が出来なくなったり、最悪自ら命を絶つような事態に進展するまで、何もなす術はありません。また、今のネット社会では「自作自演」「マッチ&ポンプ」「妬み投稿」など道徳心を失った行為に対して裁く法律はありません。ネット社会の進化の方が法の整備より先に行っているからです。このままでは、秩序が保てなくなります。法の整備が急務です。ただし、言論の自由まで奪うような法律は、民主主義国家としてはあってはなりません。
総務省のHPに掲載されている、
インターネット上の誹謗中傷への対応に関する政策パッケージです。今後は法律が整備されていくと思います。
https://www.soumu.go.jp/main_sosiki/kenkyu/information_disclosure/02kiban18_02000105.html